コラム

「嫌われる勇気」を持ちましょう!②

前回、アドラー⼼理学をわかりやすく解説してくれる「嫌われる勇気」の衝撃体験の前
半をお伝えしました。
復習
衝撃① トラウマを否定する
衝撃② ⼈間のすべての悩みは対⼈関係にある
そしてひととの関係性の悩みから解放されるためには「嫌われる勇気」が必要だという
ことです。
ではそれがどういったものなのかを考えていきます。

衝撃体験③ 承認欲求を否定する。

■⾃分の⼈⽣を⽣きろ
「他者から承認される必要などありません。むしろ、承認を求めてはいけない」
本当の幸せを感じるためには「⾃分の⼈⽣を⽣きること」
明確に承認欲求はだめだと⾔います。
私⾃⾝はこの本の中でこの部分が⼀番難しく感じました。
特に組織の中にいると「認められている」という感覚はとても⼤きなものだと思ってい
たからです。
やはり認めてもらえればうれしいし、やる気もでます。
つまり「⾃分の価値」を確認することができます。

ではなぜ否定するのか・・それは次の理由からだといいます。
賞罰教育による⾏動の制限
「褒められる」からもしくは「おこられる」から⾏動してしまう
⾃分はどうしたいかという⾃主性が無意識に失われていく
つまり他者の評価や承認ばかりを気にしながら他者の⼈⽣を⽣きてしまっているという
ことです。

「他者の期待を満たすために⽣きているのではない」
まさにSNS等は「いいね」という形で他者の共感や承認を浴び続けられるツールとも
⾔えるのかもしれません。
相⼿にどう⾒られているか、常に気にしている状態です。
シリコンバレーの天才たちがつくるSNSの多くが承認欲求をみたすためのツールとし
て考えればすべて計算づくの出来事なのかもしれないなと思うと少し怖く感じます。
なんとなくわかる気もしますがまだもやもやが残ります。

承認欲求は⼈間の本能でもあります。
頭では理解できたとしても全て否定する感覚を受け⼊れることが⼀番難しい。
いや完全に排除することなんてできません。
⼈間は昔、群れで暮らすようになったときから周りに認められないことは「死」に直結
しました。
この根深い欲求は簡単になくせるものではないと思います。
ですので「だれかに認められたい」という気持ちは間違いだと⾔い切れません。
個⼈的な感想としてはひとの本能でもある「承認欲求」とは上⼿に付き合っていくこと
が⼤切なのだと思いました。
では具体的に過度な承認欲求から解放されるための考え⽅と⾏動をお伝えしていきま
す。

■他者の課題を切り捨てよ
承認欲求から解放されるための⼤きな⼿段として
「課題の分離」という⾔葉があります。

・・??どういうことでしょうか。
それは常にだれの課題なのかを意識することだといいます。
例えば職場の中で考えてみます。
朝、上司がとても不機嫌そうにしています。
「昨⽇のミスのせいかな?」
「家でなにかあったのかな?」
「⾃分のせいでなにか怒っているのかな?」
ともやもやしながら仕事に集中できないことはありませんか。
また、直接叱られたりして上司のご機嫌が気になって嫌な想像ばかりが思い浮かんでし
まうことはありませんか。

例外なく私もそんな経験があります・・笑
まさにこのとき「課題の分離」の出番です。
相⼿が怒っていること、相⼿の感情はこちらではどうしようもない「相⼿の課題」だと
いうことです。
いくらもやもやしても悔やんでもそれは変わりません。
ではどうすればいいのか。
⾃分の課題にだけ集中するということです。
「ミスを挽回するためにはどうすべきか」
「今からできることはないか」
「これからどうしていくべきか」
これらは⾃分でコントロールできることばかりです。
相⼿のことばかり気になって気持ちを落としてさらにパフォーマンスが下がっていくこ
とを防がないといけません。
逆も⾔えます。
いくらノウハウを教えても教育したとしてもそのひとが⾏動するかどうかは「相⼿の課
題」です。
あることわざが引⽤されていました
「⾺を⽔辺に連れて⾏くことができるが、⽔を飲ませることはできない」

⼤切なことはどうすれば⽔辺に連れていってあげられるのかという「⾃分の課題」を思
考錯誤することです。
実際に⽔を飲むかどうかは「相⼿の課題」として「課題の分離」をします。
そこであれこれ悩んでもなにも変わりません。
つまり「⾃分の信じる最善の道を選ぶこと」そこにどのような評価が下すかは相⼿の課
題ということになり、⾃分ではどうにもできないことということになります。

■本当の⾃由とはなにか
⾃分が信じた最善の道を⾏くには評価や承認を恐れてはならない
嫌われることも⾃由になるためには必要だといいます。
誤解してはいけないのが嫌われないように努⼒することは⾃分の課題ですが実際に嫌わ
れるかは相⼿の課題ということです。

そうすると常に対⼈関係の中で「⾃分は相⼿のために何(⽔辺に連れていく⽅法)がで
きるだろう」という発想に繋がります。
シンプルに⽔を飲んでくれたらうれしいなとただそれだけなのだと感じました。

次回は衝撃体験③「褒めても叱ってもいけない」について考えたいと思います。

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