コラム

五月病と職場うつについて

今年もGWの時期に入りました。なかには長期連休という方もいて、皆さん休暇を楽しんでおられるでしょう。4月から入社された新入社員の方にとっては、4月は新しい職場に慣れることに必死で、漸く一休みができるといったところでしょうか。

ただ、このGWが明けた後には五月病にかかりやすいといいます。五月病といえば、仕事や転居などで環境が変わり、何となく気分が落ち込む、疲れやすい、集中できない、眠れないといったうつ状態に陥ることです。五月病は環境に慣れれば1~2か月ほどで症状が改善されるそうですが、それ以上続くようであれば職場うつの可能性が高くなります。

職場うつはパワハラやセクハラといった人為的要因や、人手不足や予算不足等により従業員の負荷が重くなることにより、発症してしまう場合が多いようです。うつ状態は従業員の仕事へのモチベーションを低下させ、悪化すれば休職ということも考えられ、企業側にとっても大きな労働力の損失に繋がります。

企業側の安全配慮義務を果たす為にも、このような職場うつを防止し、従業員のメンタルヘルスに取り組むことで、事前にリスクマネジメントを行うことが重要ではないでしょうか。
藤川 恭子

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